何故、ディズニーの彼の指は4本なのか。

今日は奴の話をしよう。
しかし、題目とは違いディズニーの彼の話ではない。


僕の中での奴だ。





最近僕が炭水化物を抜いているのはご存知の通りだ。
すこぶる調子は快調で、これからも可能な限り続けていく。


しかし、快調な僕の頭の中は奴のことでいっぱいなのだ。


そう、炭水化物を抜いている伏線で、僕は歯医者に通っている。
4月から働く上で、笑顔を構成する口元という大切な要素を
包み隠さずされけ出すためだ。





そう、奴とは歯医者のことだ。


予め述べておくが、名前は伏せておく。
それは色々と問題があるから。







残念なことに、僕は虫歯を持っていた。
10年ぶりに歯医者というものに足を踏み入れた
のはそのためである。





しかし、すぐさまその治療に疑問を抱いた。





隣接する歯に蔓延った虫歯を削り、そこに
白い物を詰めるといった初歩的な治療。
終わった感想は、かなり雑な処理をされた
かな、と言った程度である。
舌触りはザラザラとしており、不愉快。


でも、まぁこんなもんなのだろうと。








しかし、そいつを詰めてから3日、その
白い物は無残にも亀裂を走らせ、今にも
剥がれ落ちそうな姿になった。




加えて、本来歯と歯の間には糸が通るのが
普通である。




しかし通らない。
歯と歯の間が、埋められている。
埋め立てられている。









コイツはおかしい。
コイツは変だ。
コイツは何だ。








思い切って歯医者を変える決意を。
通っていた院長との電話のやりとりは
言うまでも無いが、
「もう行きません」と伝えると、
「そこは無料で再治療するから」と。
「いや、いいです。」と電話を切った。






そして新しい歯医者へ。
ここはTHOMに紹介されたところでもある。
昨日Sスケに教えてもらった場所も考えた
が、なかなか遠かったのもあり、THOMの
ところへ。






治療の前に、新しい歯医者の院長から一言。
「残念な結果のおしらせがあります」












「今まで治療された部分は…


























全てやり直しです。」










やっぱりか。。。











新しい歯医者の雰囲気は良く、歯の治療も
すこぶる順調だ。
もしかしたら親知らずを抜くことも考えら
れるが、そこは今後の心配であるからここ
ではいいだろう。






まだその新しい歯医者に通うことになるが、
気持ちは至って穏やかだ。




それに対して、奴が経営する歯医者への思い
は不審という二文字に集約される。












歯医者は恐らくドリルを数種類用意してある
ものであると思うが、奴の診察台には一つの
ドリルしかなかった。
ただ出していなかっただけなのか。
そうだと願いたい。








しかしここでは言わしてもらう。








ドリルを一種類しか持っていない歯医者が
どこにいる。





奴は一つだけ。
使うドリルは一つだけ。











そんなことを新しい歯医者で話して、診察室
でのやりとりは大爆笑のまま幕を下ろした。











ディズニーは人に夢を与え、ファンタジー
連れて行ってくれる。
ミッキーが先頭に立って。










奴のいる●●歯科は、歯医者の現実を教えてくれた。





そこにもミッキーがいた。





















何故、ミッキーの指は4本なのか。






何故、奴が用意するドリルの数は1本なのか。