交渉…それは困難。

今日、京都市役所で地図(都市計画地図)の使用許可(CMに使用)を得ようと試みる。
どこに行って交渉したらよいのか分からず、まずサービスカウンター的なトコにいって
相談。そこで、情報公開課を勧められ、地図を見に行く。
地図を見て、自分らが求めている地形をしたものを10分ほど探し、見つけ、そこで交渉に挑む。
「この地図を作成しているのは市役所ではないので、うちでは判断できません。
京都なんとか志会へ行ってください。」と一蹴。。。
雨の中市役所を後にし、なんとか志会のビルへ移動。そこのお姉さんに交渉したところ…
「地図を印刷しているのはうちですが、依頼と情報の持ち主は京都市役所ですから、
うちでは判断しかねます。」また一蹴。京都市役所の都市計画課を勧められ、
再び京都市役所へトンボ帰り。雨は小降りに。

そして都市計画課で交渉。「公的なもので個人情報を記載しているので許可できません。」
ごもっともです。さすが、市の壁は高い(笑)
そこで話を変え、京都の“将軍塚”の景色の撮影許可はどこで得られるのか?と尋ねると…

「それはちょっとどこに行ったらいいかわからないですね〜」と市の職員さん。
なんでわからんの??同じ市役所ちゃうの???疑問を覚える。
文化財保護課でもいったらわかるんじゃないかと…」そして文化財保護課へ。
文化財保護課で交渉すると、「将軍塚はうちの管理下ではないのでね。お寺の所有物ですから。」
と一蹴。結局その所有権をもつ寺に交渉、FAX送信。返事は後日。
ってか将軍塚自体を撮影するのではなく、そこからの景色を撮影するのに許可は要るのか??

ほんの数秒(下手したら1秒切る)シーンで使用する素材の交渉で、
ここまでたらい回し的な経験を受けるなんて。

市役所ってなんなのさ。景色ってなんなのさ。景観権ってなんなのさ。法律ってなんなのさ。

気分を入れ替え、若者が好みそうな焼肉屋を素材として使えるか下見に向かう。
元旅館で現在焼肉屋を経営しているトコで、まぁランチでも食べようかと。
しかし店の入り口で店員に「昼はもう終わったんですよ」と言われ下見できず。
天気予報ではこれから先4日ほどは雨ばっかりらしかったので、下見をせずに話だけでも聞いてもらおうかと話を切り出してみる。
店員の顔が始めから明らかにナメくさってて、気にしないように話を進める。
「まず企画書をもってきてくれ」と店員。これもごもっとも。
交渉にあたっては企画書を持って行くのが鉄則。けれども、下見してからでないとその店の何を使用したいのか?どこを撮影したいのか?それが分からんので、まずどこも下見してから…まぁその時点で話聞いてもらえたら聞いてもらって、後に企画書と希望撮影部分等の提出。みたいなスタンスで京都中を散策していたため、自分としてはこの焼肉屋の交渉も言うたら一段階目であって、普通に話をしていたんやけど。
ってか何よりもまず店員の目が気になる。蔑んだ目。
「だからまず企画書をみないと判断できない。企画書を持ってきたら、私がオーナーに話しとくから。」
時間の余裕もなく、企画書を持っていく時間も近日中は無さそうだったので
「FAXで送らせて頂くことは可能ですか?」と尋ねる。
「依頼してる側なんだから、持って来るくらいのことはしないと。
そもそも私が依頼してるわけじゃない。依頼しているのはあんた達でしょ。」
っと吐き捨てられる。そりゃそうだ。ごもっとも。
時間的に早い段階で企画書を読んでもらい、どこを撮りたいのかを知ってもらって、
その上で許可出来るのか否かの判断をして欲しかったからFAXって言うただけやん(笑)
オバはん、言い方があるんちゃうの??みたいな。
言うてる事は正しい。自分たちに非があるのは分かっております。
でも言い方悪すぎますよアンタ(笑)
終始蔑んだ目と口調で喋られた。悔しい。
でもこれが普通なんやな。甘いのは自分。
でも傷つくわぁ。ありゃ凹むって。ムカつくって。

会社とかの名前が自分の後ろにあったらまた交渉も違ってくるのか。。。
どうなんだろ。はぁ。たまんね。